KOU・・
光悦の書で巻き物に筆を入れる空間のセンスはなんとも言えなかった。あそ美・心欲しい〜〜下絵も控えめながら出しゃばらず融合的なのも絵師の腕前と技巧だった。私が光悦を知ったきっかけの茶碗も独特で惚れ惚れするものばかり。。名門楽家の初代長次郎のお茶碗は気負いも力みもない、自然体のような物腰の温かくやわらかな作風が私は好きだった・・長次郎しかだせないモノだなぁって、好きなものを同時に見比べられて感じたのは、それぞれの良さと引き立つ感性とセンス。職人や芸術家は生み出す作品で表れる…其の人。目に見え物体として形に残る残らない違いはあるけど、人間社会で一人一人が、自分を表しているのも働き方、仕事と向き合う姿勢や想い、愛情表現だって、食べ方だって、優しさだって、話す言葉だって様々な表現、無意識のやっているしぐさや振る舞いだって全て当人の作品と言っていいのじゃないかなぁって思う。類は類を呼ぶのように様々なコミュニティの形成も最終的には人と人。もがくのも焦るのも私が私を悔しく思うのも情けなく悔やむのもそんな私も全部丸ごと素直に認めて飾るのも飾らないのも私、これからシンプルな長次郎の真っ黒い茶碗みたいに醸し出せる仕上がりになれるようにやってみたいことにチャレンジして経験を積んでいきたい・・定年制や年齢の呪縛から解き放たれて・・・私は私らしく笑