足袋・・
お店の扉を開けるなり「あなたに合うサイズの足袋ないよ」と言われた。全国放映され無くて当然でしょうと相槌。すると「足袋の選び方と買えるところを教えてあげるからよかったらあがって」と優しく仰って下さった。お言葉に甘えて居座り色んなお話を聞いた。江戸の火消しの旦那さんの為に火粉が足首に入らないように火傷しないように工夫していった女将さんの思いが原型で始まりだと・・(間違っていたらごめんなさい)単価・効率・売上げとかそうなってる時代だからなぁーー生きてくにゃ稼ぎがないとやっていけないでしょ 事実~コロナで全部停まって廃業やめちまったりあったと うちもどうにかこうにかやってこれたのも不思議なもんでね~みたいな噺家さん調でのお話を聞いていた。足袋はハーフサイズ刻みで4種類の型があったそうで、私も靴を扱うからわかるわかるって凄い数量の在庫になる。そして人それぞれを痛感させられるアイテムだ。足も体調と同じで日によってむくみ加減も変わるし馴染む靴が突然靴擦れになったりと思い当たる。たまたま!私の足が男性サイズだからたまたま!細型がポツンと量残っていた・これぞシンデレラ!笑 今までの人生でナイナイばかりだったのにこの度(足袋)は珍×レアが功を奏して超有難かった。しっくり凜とする履き心地の足袋は今まで経験したことないものだったし、見た目にとても上品で美しかった。男性みたいに見える足を格上げしてくれる足袋だった。和装は着方は勿論のことだけれどもサイズが極みだ!!大きすぎても小さすぎてもいけない。超絶妙な加減。そんな些細な加減と些細な工夫の施せる知恵ある日本人だったことを誇りに思った。細やかさというのは一人一人それぞれに合わせられるという優しさと思う。そして、その些細なものから感じ取れるのが気品やオーラや目に見えないものだと思う。目に見えないけど感じられる感じ取れるってそういうことってとっても楽しい。感じ取れる者同士のテレパシーみたいなものだと思う。