リレー
友達とだったり、お客さんとだったり、本の貸し借りが増えた気がする。人間社会はリレー社会で、情報も文化もマナーもモラルも人と人の間でバトンのように渡したり渡されたりするもの・・。
お茶の師匠が持ってこられた本は茶道に通じる陶器やそれ以外の古物について丁寧に書かれている文章がとても印象的なものだった。詠んでいる間中、まるで別空間にいるような素晴らしい本だった。題材もあるけれど、文章(コトバ)と世界観と伝え方が絶妙だった。正直、難しすぎて理解できない箇所もあるけれど、そういうものに触れることでなにか変化していく気がした。。ずっと生活圏内にいるどこにも行けない状況でも・・同じ場所でもこんな気持ちになれるってことは新鮮だった。世界観が違うから新鮮に感じられる刺激となったのだろう。
負の情報(マイナス)ネガティブなリレーが増えるからこそ、イイもの、大切にしたいもの、大事にしたいものをリレーするのがいい。 その本の中で、モノへの執着にとらわれたくないからと・・・いう文がとても印象に残った。お願いして前の持ち主から譲り受けた品を2,3年手元に置いて次の方へ譲る(リレー)という方が登場した。わたしにはまだよくわからない。。。つづく